モテない限り、馬鹿はバレない

そう!モテるとはバカにバレることなのです!先に、謝っておきます。異論は認めるが聞く耳を持たない。。

ブログタイトル、替えました。

この度、ブログのタイトルを変えることにした。

 

1月中旬。以前通っていたコピーライター養成講座の同期Yさんと講座卒業以来に会ったことがきっかけだった。Yさんが、年末で退職したとのことで、食事でもしようとなり、再会した。Yさんの元職場には、もともと興味があって面接まで進んだこともある。そしていまでも興味がある。そういうこともあり、Yさんの今後について、元職場について話を聞きたかった。ひとしきり話をし、別の店へと移ると、あんまり話題も尽きてきたので、Yさんが元職場で書いていた日報の話になった。Yさんは、日報にタイトルをつけていて、内容も大変好評だったそう。訊けば、タイトルもとても面白くてつい読んでみたくなる。それを受けて、僕もこのブログタイトルを変えたくなった。 

 

僕は、初対面の人と話すとき、かなり大人しい。人見知りはだんだんと克服してきているが、一番の理由は、「馬鹿がバレる」からだ。本当は、喫茶店で友人とバカな話しか出来ないし、いまでもハナタレだ。そのくせ、油断すると口も悪くなる。僕は、ジョークのつもりでも相手は本気だと思って気を悪くしてしまうことをもう何度も経験してきた。心の表面では、別に嫌われてもかまわないというスタンスだけど奥底では嫌われたくないと思っているのだろう。そういうわけで初対面ではかなりのブレーキをかけて徐行運転している。だってそうでしょ?車に乗り込んだらいきなりフルアクセルで飛ばすヤツとは付き合いきれない。でも、ぼくはそういうのも好きなんですけどね。

 

タイトルを考える前、ぼくはYさんに、最近言われたことでハッとした言葉を話していた。それは、僕がコピーライターになる直前に勤めていたイカレタ本屋の同僚Fに言われたひとこと。「モテるってことは、バカに見つかるってことですから。」30代になってもモテたいと思っていたぼくは一気にモテたくなくなった。バカにバカばれたくない。もうそれは負のスパイラルだ。なんだろう、これまで気付かなかった価値観に気付かされたこの感じは。その同僚はこれ意外にもすごい言葉を残している。いくつか紹介したい。

 

「この世で暴力がいちばん強いと思ってる。」

「世の中の名曲はぜんぶ、抱えきれない想いを五線譜にぶつけている。」

「おれの給料ぜんぶ、あの子の口座に振り込まれないかな。」

  

Fさんはいま、バンドをしている。タワレコ新宿店にプッシュされているほど、これからの活躍に期待されている。いくつかあげた名言にもうなずける存在だ。この話をしていたこともあり、いざ考えようとするとYさんはすぐに、この「モテない限りは馬鹿はバレない」を提案してくれた。しかも、今後の展開を考えて「モテ馬鹿」と省略できるようにしてくれた。素晴らしい。もうこれにする。絶対流行る。マガジンハウスさん、枠空けて待っててください。クライアントの課題解決のためにこんな気持ちのいい提案をぼくはやってきただろうか。ぼくは普段、提案する側の仕事をしているので、クライアントのよく気持ちがわかった。心の真ん中を鋭い矢でグサッと打ち抜かれたような感覚。課題解決のためによく相手のことを知ることを身を以て理解した。わかっていたけど、理解できていなかった。そんな感覚。

 

実は、ブログタイトルは1週間前からこっそり変えていた。しかし、なぜかそれまで毎日ゼロに近いアクセス数が5〜10と微増していた。タイトルを替えただけなのに。マガジンハウスさん、これイケるんじゃないですか?

 

今日のモテ曲。

The Black Keys - Lonely Boy

このおじさんのダンス、クセになります。


The Black Keys - Lonely Boy [Official Music Video ...